皇紀2664年 12月1日
















皇紀2664年 12月2日
















皇紀2664年 12月3日















皇紀2664年 12月4日















皇紀2664年 12月5日















皇紀2664年 12月6日


桜花

 整備の為、一時接続を解除しています。
2日に敵潜水艦は、帝国に向かって弾道弾を発射しました。
しかしこれは発射直後に迎撃したので大丈夫でした。
大日本帝国の弾道弾迎撃成功率は99、99%と、世界で一番の精度を持っていると言われていますが、これも確実ではありません。
次に発射されたら迎撃できない可能性もあるというのに、軍令部からはまだ攻撃の許可は下りません。
私には全く理解が出来ません。
帝国が現に攻撃を受けたというのに、なぜ撃沈してはいけないのでしょうか。
政治的な問題と彼らは言いますが、帝国臣民以上に守らなければならないものなどあるのでしょうか。













皇紀2664年 12月7日








橘花

 整備の為接続解除。
2日に敵潜水艦は弾道弾を発射するが、これは撃墜。
それにしても、未だ攻撃許可が出ないというのはどういう事だろうか。
国民が危険に晒されてるという事だけで、もう制裁できる十分な理由になる筈である。
上の連中も、相手が交渉に応じる気など全く無いという事は分かっているだろうと思うのだが。








皇紀2664年 12月8日
















皇紀2664年 12月9日
















皇紀2664年 12月10日
















皇紀2664年 12月11日
















皇紀2664年 12月12日
















皇紀2664年 12月13日


桜花

 作戦は終了です。
結局、敵戦略潜水艦は帝国海軍が撃沈しました。
それで、他の2隻の攻撃型潜水艦は投降して来ました。
政治家の方々はどう思っているか知りませんが、これが最善の手段だと思います。
この後、第7艦隊は通常警備に戻り、我々第1艦隊は母港に戻ります。
なんだか、疲れました。






橘花

 敵潜水艦、撃沈。
作戦終了。








皇紀2664年 12月14日


桜花

 第1艦隊はもうすぐ瀬戸内海に入ります。
明日には呉に入港して全艦補給を行います。
昨日の潜水艦撃沈について、一部の人は「海軍はやり過ぎだ」みたいなことを言ってるのだそうです。
これは一体どういうことなのでしょうか。
これはつまり「潜水艦を撃沈しないで日本の領土が弾道弾攻撃にさらされるのを黙って見ていろ」ということなのでしょうか。
本当によく分かりません。
野田さんの話によると、こういう事を言う人の事を「プロ市民」というのだそうです。
で、プロ市民というのはなんなのか野田さんに聞いてみると、なんだか難しい言葉が多くてよく分かりませんでしたが、要するに「一般市民を装って、世界平和を叫びながら日本の防衛力低下を目論む集団」なんだそうです。
(後で木島さんにも聞いてみたら「大体あってるけどそういう意味じゃない」そうです)
このような集団が日本国内にいるとは、驚きです。
特高警察隊はなぜそういう人たちを取り締まらないんでしょうか。





橘花

 第1艦隊は呉に向う。
国内では昨日の作戦についてなにやら反抗的意見が多く出ているそうだが、国内事情は我々連合艦隊の対処する所ではないので、
気にしない。








皇紀2664年 12月15日


桜花

 第1艦隊は本日呉港に入りました。
それで、私はついに呉に上陸できるかと思ったのですが、なぜか港湾警察に止められてしまいました。
なにやら今は「国内破壊工作警戒中」ということで、桜花は外に出られないんだそうです。
そういうことで、私は橘花さんと一緒に艦内でお留守番です。
とても残念です。






橘花

 第1艦隊、呉に入港。
桜花提督は、上陸できると思って大喜びで出ていったが、港湾警察に止められたそうで、半泣きになって帰ってきた。
現在「国内破壊工作警戒中」ということらしい。
かわいそうだが、これは仕方が無い。








皇紀2664年 12月16日


桜花

 今日はすることが無いので甲板で釣りをする事にしました。
そしたら港湾警察の人に「甲板に出るときは接岸側ではなく海側の甲板にいるように」と注意されてしまいました。
接岸側にいると狙撃される恐れがあるのだそうです。
いくら警戒中だからって、これは警戒しすぎなんじゃないでしょうか。
結局海側の甲板で釣りをしたのですが、ぜんぜん釣れないし寒いしおもしろくないのですぐに帰ってきました。






橘花

 桜花提督は釣りをするとか言って甲板に出ていったが、ふてくされた顔ですぐに帰ってきた。
なにやらまた港湾警察に注意されたらしい。
本当にかわいそうだと思うが、これは仕方が無い。








皇紀2664年 12月17日


桜花

 暇です。なんにもすることがありません。
こういう時はどうしたら良いのか橘花さんに聞いてみたら「することが無い方が気楽でいい」んだそうです。
確かに気楽かも知れませんが、やっぱり暇なのはいやですよ。
ということで今日は、橘花さんとあやとりをしたりゴムとびをしたり紙戦車をしたりとかしてました。
ちょっとおもしろかったです。






橘花

 桜花提督が本当に暇でどうしようもない感じだったので、一緒に暇つぶしをする。
ゴムとびだのあやとりだの、やってるだけで虚しくなるようなことばかりだったが、
ちょっとだけ楽しかった。








皇紀2664年 12月18日


桜花

 今日も暇なので、やっぱり釣りをすることにしました。
(もちろん海側の甲板です)
でも、防寒服を着ててもやっぱり寒いので帰ろうと思ったら、艦長さんが七輪を持って来てくださいました。
艦長さんって休暇中なのかと思っていたのでびっくりしましたが、七輪はとても暖かかったのでうれしかったです。
(て言うか、七輪なんてどっから持ってきたんでしょうね)
結局魚は釣れないし、艦長さんとはぜんぜん会話もしなかったのですが、なんだか楽しかったです。






橘花

 今日は艦長が帰ってきた。
特にすることが無いので二人で静かに茶を飲む。
しばらくの後、彼はどこから出してきたのか七輪を持って甲板に出ていった。
私も行こうかと思ったが、狙撃されたら嫌なのでやめておく。








皇紀2664年 12月19日


桜花

 今日は木島さんが帰ってきました。
それで、暇そうにしてる私を見て、なんと港湾警察に交渉して私が上陸できるようにして下さったんです。
私はほんとにうれしくて、もう泣きそうになりました。
ということで今日は呉港に上陸しました。
でもやっぱり警戒中という事で、上陸時間は短く、衛兵も警察隊一個分隊という厳重警備(でも考えてみればいつもより少ないんですよね)、しかも桜花自身も重防弾装備というかなり物々しい感じです。
それで、あまり時間もないのでとにかく呉港の名所と言われている海軍歴史博物館だけ見てくる事にしました。
この博物館というのがまたすごいんです。
昔の海軍工廠をそのまま改装した建物なんですが、その中にはなんとびっくり、「戦艦大和」がまるごと置いてあるじゃないですか。
艦影は飛鳥とよく似てるのですが、もう、機関砲や高角砲がいっぱいついていて、なんだかかっこいい、というか恐ろしい感じです。
正に鐵の城です。
(でも甲板は木で出来てるんですね)
本当は中にも入れるんだそうですが、今日は時間が無かったのでまた今度です。
あと、史上最大の艦載砲と言われている「戦艦信濃」の51センチ砲とか、昭和21年の大西洋作戦で撃沈された「戦艦武蔵」の菊紋章(さびだらけでよく分かりませんでした)とかも置いてあったんですが、なにせ時間がなくてあんまりよく見れませんでした。
でも、すごく参考になったし楽しかったです。
今度またゆっくり見たいです。





橘花

 今日はなぜか、我々人型電算機に上陸許可が下りた。
桜花提督はもう大喜びだが、私はあまり出たくないので艦内待機。








皇紀2664年 12月20日


桜花

 今日は外に出られなかったのですが、参謀部の方々が帰ってきてくださったのでみんなで釣りをしました。
やっぱり、大勢いると楽しいですね。
七輪もあったかいし。
しかもなんとなんと、今日はすごいんです。
なんと、カレイが釣れたんです!
呉港にもカレイがいるんですね。
驚きです。
早速てんぷらにでもして食べてやろうかと思ったのですが、何だか見てるうちにかわいそうになってきたので、結局逃がしてあげました。
でも今思えば、食べておけばよかったです。
もったいないことをしました。







橘花

 私はあんまり甲板には出たくなかったのだが、桜花提督が外で釣りをしてるので、少しだけ出てみる。
どうせなにも釣れないだろうと思っていたら、今日は魚が釣れた。
カレイという、ちょっとぬるぬるした感じの、何だか気持ち悪い魚である。
でも、桜花提督はそれを食べると言う。
恐ろしい人だ。








皇紀2664年 12月21日


桜花

 本日、第1艦隊は呉を出港しました。
そしていつも通り、瀬戸内海で艦載機の収容です。
今回はまた「凄風33型」が入って来ました。
この前は不調続きで散々でしたが、大丈夫なんでしょうかね。
整備科の方の話によると、今回のは改良を加えた「33型乙」という機体で、前のより安全性が向上してるという事です。

でも航空隊の方々は、ちょっと不安みたいです。
桜花もちょっと不安です。





橘花

 本日、第1艦隊は呉を出港。
瀬戸内海にて艦載機の収容。
今回もまた、例の「凄風33型」が入ってきた。
作った以上使わなければ仕方が無いというのは分かるが、前線で働く者にとって信頼できない装備ほど歓迎されない物は無い。







皇紀2664年 12月22日


桜花

 軍令部から次の仕事が届きました。
今回は大本営直隷下に入り、陸軍と共同での訓練となります。
内容は、帝都東京で大規模な同時多発テロが発生したと仮定しての制圧、警備、救助作戦です。
我々海軍は、第1、第6、第11艦隊が出動し、主に航空支援と兵員、物資の輸送を行います。
大体この手の作戦は陸軍主体で行われるものですが、海軍軍令部としては帝都で陸軍が幅を利かせるのが気に入らないらしく、海軍陸戦隊の大規模投入を予定してるみたいです。
私としては、海軍は輸送支援に徹した方が色々とうまく行くと思うのですが。
とにかく、面倒なことにならなければいいですね。






橘花

 軍令部より作戦下令。
東京湾にて帝都制圧訓練である。
要するに最近流行りの都市型破壊工作に対しての威嚇という訳である。
それだけなら特に問題は無いのだが、今回は陸軍との共同作戦で、しかも場所が帝都なので、少し厄介である。







皇紀2664年 12月23日


桜花

 第1艦隊は東京湾に到着しました。
即座航空部隊での輸送、警備を開始します。
今回は局地航空隊と空軍の帝都防空隊は破壊工作によって使用不能という想定になっているので、航空警備は艦載機のみで行います。
ということで制空はうちの「凄風33型」がやるわけですが、また発動機不調になって間違って皇居にでも落ちたら大変なので、海の上をぐるぐる回しておくだけにします。
まあ、誰も文句は言わないでしょう。
それにしても、皇居の警備を陸軍がやるか海軍がやるかで未だに上層部がもめてるのだそうです。
ほんとにいいかげんにしてほしいものです。






橘花

 第1艦隊は東京湾に到着。
即座作戦開始である。
しかし未だに兵員配置について海陸軍の上層部がもめているということである。
これでは緊急展開する意味がない。
帝都で本当にテロが起きない事を心から願うのみである。








皇紀2664年 12月24日


桜花

 帝都の対テロ訓練はあまりうまく行っていません。
帝都東京は大正12年の関東大震災以来、基本的に中心部の街並みは変わっていないので、道路は細く入り組んでいて地上での大規模な車両輸送はほとんど不可能。
地下環状高速を使うか空輸が主になります。
また、近代高層建築の間を埋めるように木造瓦張りの建物が立ち並び、ちょっとした火事でも大災害に陥る危険性があります。
つまり、大日本帝国の中枢部東京は世界でも有数の「災害に弱い都市」というわけです。
しかも海陸軍の連携は最悪。
さらに軍の輸送車両が道路を封鎖している為、各所で大渋滞が発生、もう苦情の嵐です。
この調子で明日も続くのかと思うともううんざりです。






橘花

 作戦進行は芳しくない。
救助訓練が逆に都市機能の災害となっている。
この惨状を見て上層部も少しは考えを改めてほしいものだが。








皇紀2664年 12月25日


桜花

 帝都での対テロ訓練は終了しました。
でもなんだか、騒音や渋滞などに対する市民からの苦情や、海陸軍兵士の小競り合いやらその他諸々の事後処理に追われて、今日は徹夜になりそうです。
ひょっとしたら、今までの訓練の中でこの二日間が一番過酷だったかもしれません。
もう二度としたくはありません。
とにかく帝都での対テロ作戦は、全て特高警察隊にお任せした方が良いと思います。





橘花

 帝都での対テロ訓練終了。
とにかく今回の作戦で分かったことは、帝都での海陸軍共同作戦は不可能だという事。








皇紀2664年 12月26日


桜花

 第1艦隊は東京湾を離れ、呉に戻ります。
なんだかどっと疲れました。
今日は早く寝ます。





橘花

 第1艦隊は東京湾を離れ、呉に向う。
桜花提督は、なんだかすごく疲れているようだ。
この人は、身内にはすごく気を使っているのかもしれない。
我々は司令電算機なのだから、兵器として機能すればそれで良いと思うのだが。
でも、彼女のこういう所が、廻りから好かれる要素になっているのだと思う。








皇紀2664年 12月27日


桜花

 第1艦隊は瀬戸内海に入りました。
明日、呉港に入り、兵員の皆さんは正月休みに入ります。
いいですね。
桜花は、艦でお留守番です。
寂しいです。
でも、木島さんも正月は家に帰らないんだそうです。
なんと、木島さんは一人暮しになってから、毎年戦艦飛鳥で年越しをしてるんだそうです。
それはいいですね。
呉港に着いたら早速年越しの準備をするそうです。
桜花も手伝います。
なんだかちょっと、楽しみです。






橘花

 第1艦隊は瀬戸内海に入る。
桜花提督は、明日から木島中将と年越しの準備をするのだそうだ。
何がそんなに嬉しいのか。








皇紀2664年 12月28日


桜花

 第1艦隊は呉港に戻りました。
全艦補給の後、艦隊は正月休みになります。
そう言えば、桜花は年越しというものの記憶が無いんですよね。
制式化される前に一度年越しはしてるはずなんですが、海軍引渡しの際に記憶情報は一度消されているので、年越しという物がどういうものなのか桜花は全く知らないんですね。
だからちょっと、わくわくします。
でも、不思議なことに、橘花さんには前の年越しの記憶があるのだそうです。
確か橘花さんって、制式化は私より後の筈ですが・・・
不思議ですね。






橘花

 第1艦隊は呉に入港。
全艦補給。







皇紀2664年 12月29日


桜花

 今日は艦内要員総出で飛鳥の大掃除をしました。
隊員の方々はほんとはもう休暇に入っているのですが、艦に対する一年間の感謝を込めて、毎年みんな残って大掃除をするのだそうです。
桜花もとりあえず、自分の部屋の大掃除をしました。
いつも部屋は結構きれいにしていたつもりなんですが、棚の上とか机の裏とかに、結構ほこりがたまってるんですね。
今日はそういうのも全部きれいにしました。
あと、電球も交換して、階級章と帽章も、ぴかぴかに磨いておきます。
それで、部屋の大掃除もだいたい終わった頃に、木島さんが「鏡もち」というのを持ってきました。
なんだか雪だるまをぺっちゃんこにしたような形の餅に、いろいろと飾り付けがされています。
で、てっぺんにはみかんが乗ってるんですね。

なんだか奇妙な餅ですが、せっかくなので砂糖醤油にでもつけて食べようかと思ったら、これは来年まで食べてはいけないんだそうです。
なんででしょうね。
私が部屋の掃除を終えた頃には艦内の大掃除も大体終わっていて、最後に砲塔要員の人が一番砲塔にでっかい縄の飾りみたいなのをつけて、そのあと全員甲板に整列して、みんなそろって「ぱん!」と手を合わせて、それで大掃除はおしまいです。
なんだかちょっとおもしろかったです。





橘花

 今日は艦内要員が総出で、なにやら大掃除を始める。
皆が働いてるのに私だけ何もしないというのもなんなので、とりあえず自分の部屋の掃除をするが、特に汚れているわけでもないのですぐに終わる。
その後、桜花提督の部屋を見に行ってみると、彼女は固定されてる机や棚のネジをはずしてかなり大規模な掃除をやろうとしている。
ほっとくと何か壊しそうなので、私も手伝う事にする。
結局今日は半日かけて桜花提督の部屋掃除をすることになる。
その後一服、二人で茶を飲むが、彼女はなんと鏡餅を茶菓子にしようとしだしたのでこれはとめておく。
本当に、今日は疲れた。







皇紀2664年 12月30日


桜花

 艦内要員もほとんどが正月休みに入ってしまって、戦艦飛鳥はほんとに静かになりました。
普段は艦内要員が休暇中でも、整備の方とか補給要員の方とかが何か仕事をしているので、ここまで人がいなくなることは無かったのですが。
本当に静かです。
でも、たまにはこういうのもいいかもしれませんね。
お正月は艦内の食堂も閉まってしまうので、木島さんが年越し用の食材とかを買って来て下さいました。
桜花は食べ物が無くても、倉庫に人型電算機用の予備栄養がまだ三ヶ月分ぐらいあるので大丈夫なんですけど、やっぱり、それじゃあ味気ないという事で、年越しは木島さんと一緒にお料理することにしました。
それで、今日はラーメンを作ろう!という事で、桜花は野菜を切ったりしてたんですが、私ってほんとに不器用なんですね。
私がひとつ野菜を切っている間に、気がついたらもう橘花さんが全部下拵えをやってしまっているんですね。
ほんとに橘花さんは何をやっても器用に出来るので羨ましいです。
(それに、エプロンがすごく似合うんです)
結局、桜花は白菜をちょっと切っただけで後は全部木島さんと橘花さんがお料理したんですけど、完成したラーメンはほんとにおいしかったです。

木島さんって、お料理が上手なんですね。
なんだか、一番仕事してない私が一番多く食べてしまいました。
本当に申し訳無いです。
でも、すごく楽しかったです。
桜花も料理が出来るようになりたいです。






橘花

 艦内要員の多くが正月休暇に入ったので、全ての食堂も閉。
という事で、木島中将と桜花提督はなにやら料理をするらしい。
趣味でやっていることなので私が手伝う必要も無いかと思ったが、とにかく包丁を持っている桜花提督は危険極まりない。
どう見ても刀の握り方で白菜を切ろうとしているので、結局下拵えは私が全部やってしまった。
桜花提督は今後も料理をしていきたいなどと言っていたが、それだけは勘弁して頂きたいものだ。








皇紀2664年 12月31日


桜花

 今日は大晦日です。
年越しは豪勢に行こう!という事で、木島さんがなんと特上寿司の出前をとって下さいました。
上じゃないんです。特上なんです。
で、この出前というのが海軍御用達の寿司屋で、呉基地内のどこにでも、いつでもお寿司を届けてくれるというとても便利なお寿司屋さんなんだそうです。
しかもなんと、大晦日は年越しそばまでついてくるんですよ。
すごいですね。
あと、「食べるだけじゃあ味気ない」と言って、木島さんはお酒まで持ってきてるんですね。
確か、艦内にお酒を持ち込むのは規則違反だったと思うのですが、まあ、いいでしょう。
それで今日は、桜花の部屋で木島さんと橘花さんと3人で年越しです。
こうやって見ると、何だか家族みたいですね。
ちょっと、うれしい感じです。
あと、特上寿司がこれまたおいしいんですね。
(桜花はなにを食べても基本的においしいんですが、今回は格別です)
流石に特上です。
年越しそばもおいしかったし。
もう、幸せです。





橘花

 今日は大晦日という事で、木島中将が外から寿司の出前を取って来た。
それで今日は桜花提督の部屋で木島中将と3人で年越し。
桜花提督は年号が変わるまで起きていると言っていたが、たらふく食べたらすぐに寝てしまった。
つまらない。
でも、木島中将と2人で年を越すのもいいかもしれない。
私にもし、父親という者がいたならば、きっとこういう感じなのではないかなどと思ったりする。







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