皇紀2665年 7月1日
















皇紀2665年 7月2日


桜花

 整備の為、接続を解除しています。
なんだか妙に頭がぼーっとしていて・・・
接続中の記憶が全く無いんですよね。
もしやと思い、整備の方に今日の日にちを聞いてみたのですが、それほど長く接続していたわけでも無いみたいです。
変ですね。
橘花さんも、なんだか妙に疲れたと言ってました。
でもなぜか、うめはなだけは元気です。






橘花

 整備の為、接続を解除。
なぜか、妙に疲労感がある。








皇紀2665年 7月3日
















皇紀2665年 7月4日
















皇紀2665年 7月5日
















皇紀2665年 7月6日
















皇紀2665年 7月7日
















皇紀2665年 7月8日
















皇紀2665年 7月9日
















皇紀2665年 7月10日
















皇紀2665年 7月11日


桜花

 遠隔司令試験は終了しました。
なんだかすごく頭が疲れて・・・
もう寝ます。






橘花

 遠隔司令試験、終了。
頭が痛い。







皇紀2665年 7月12日


桜花

 昨日はぐっすり眠った様な気がします。
うめはなも「おうかきのうのよる はぎしりしてなかったよ」と言っていたので本当にぐっすり眠ったのでしょう。
て言うか、今知ったのですが桜花はいつも寝ながら歯軋りをしてるんですか!
どんな風に歯軋りしてるのかうめはなに聞いてみたところ、彼女は真似をして歯軋りして見せてくれたんですが、これは・・・
とてもみっともないです。
もう人前で居眠りなんか出来ないです。






橘花

 今日から通常業務に戻るつもりだったが、整備の人間が今日一日は安静にしてるようにと言うので、自室で読書などをしている。
しかし、気が付いたらまた眠ってしまった。
かなり疲労している様だ。








皇紀2665年 7月13日


桜花

 参謀部の方から聞いたのですが、先日の遠隔司令試験では、なんと、連合艦隊の全ての艦隊を同時に司令していたのだそうです。
道理で疲れる筈です。
それにしても、桜花とうめはなと橘花さんを3人つなげると、そんなすごい事ができちゃうんですね。
木島さんも流石にびっくりしていたみたいです。
今回は運用試験という事で、特に艦隊を大きく動かしたりはしなかったそうですが、仮に、準備期間の段階から全艦同時に司令を行う事が出来れば、全ての海軍戦力、航空機、陸戦隊含め全てを最高速で展開しつつ、しかも数秒の誤差も無く同時に攻撃をする事が出来るのです。
これはある意味、核兵器よりも有効かもしれません。
しかし、現段階で遠隔司令を行うには、衛星による中継が不可欠で、仮に米国と戦闘状態になった場合、衛星中継が正常に作動するのは、戦闘開始から1時間、もしくはそれより短いとされているので、やはり、あまり信頼して良い戦術ではありません。
でも、1時間あれば なんとかなりそうな気もしますが。





橘花

 参謀部の話によると、先日の遠隔司令試験では、海軍の全艦隊に同時に司令を行っていたのだと言う。
道理で疲れる筈である。
しかし、桜花提督と私の疲労度とは裏腹に、梅花は試験終了直後からいつも通り元気である。
やはりこれが、新鋭機と我々との性能の差なのだろうか。








皇紀2665年 7月14日


桜花

 第1艦隊はトンキン湾での洋上待機を終了し、補給の為トラック基地に向います。
通常なら呉港に戻る事になるのですが、今回はなぜかトラック基地です。
木島さんの話によると、恐らくこれは政治的な理由からそういう事になったのではないかという事です。
政治的な理由というと、やはりまた、米国との関係が悪化してきたのでしょうか。





橘花

 第1艦隊は補給の為、トラック基地に向かう。
寄港先が呉ではなくトラックになったのは、何やら政治的な理由との事。








皇紀2665年 7月15日


桜花

 今日、うめはなが集中整備の為、試験開発艦に戻される事になりました。
うめはなは「いきたくない」と言って、おいおい泣いていましたが、これは彼女の為にも、行かせない訳には行かないのです。
人型電算機として生まれた以上、私達は定期的に整備を受けなければならないのです。
これはやっぱり、定めですから。
桜花も泣きそうになりましたが、ここで泣いたら、うめはなをもっと悲しくさせてしまうので、泣きません。
やさしく抱きしめてから、笑顔で送り出します。
でも、いなくなるとすごく寂しいです。
なんででしょうね。
特に夜は、いつも一緒にくっついて寝ていたので。
寂しいです。






橘花

 今日、うめはなが整備の為艦を離れる。
これでしばらく艦が静かになると思うと少しほっとするが、桜花提督はひどく寂しがっている。
私が整備に出されてもそんなに寂しい顔はしないのに、この差は一体なんなのだ。
それで彼女は私に泣き付いてくるのだが、なんだか腹が立つので飴をあげないでおいてみる。
するといつまでたっても泣いているので、なんだかかわいそうになって来て、やっぱり飴をあげてしまった。
木島中将は「桜花ちゃんにもやっぱり母性本能があるんだなあ」などと言っていたが、同一遺伝子の機体を使用してると言うだけで、ここまで母性本能が出る物なのだろうか。








皇紀2665年 7月16日


桜花

 うめはながいなくなってしまったので、今日からエゾモモンガ「こうめ」の世話は桜花がやります。
こうめは基本的に穀物を食べます。
特にひまわりの種が好物みたいで、置いとくとぱりぱりとひたすら食べています。
でも食べてばっかりいると肥満になってしまうので、たまにカゴから出して運動もさせなければならないみたいです。
それでカゴから出してみたんですが、もう大変です。
あっちこっち飛びまわって、桜花が呼んでも戻って来ません。
一人で追い掛け回しても埒があかないので、結局兵員の方々に手伝ってもらって、なんとかカゴに戻す事が出来ました。
うめはなはこんなに世話の焼ける生き物を平然と飼っていたんですね。
うめはなは、ひょっとしたらすごい子なのかもしれません。






橘花

 今日は一日静かに過ごせるかと思っていたが、朝から桜花提督とエゾモモンガが大騒ぎである。
何やら、エゾモモンガが籠から逃げ出したらしく、結局、今日はエゾモモンガを捕まえる為に慌ただしく過ごしてしまった。
午後は幾分静かになったので、飛鳥庵で雑誌などを読んでいる。
すると店主が「橘花ちゃん、髪下ろすと色っぽいねっ」などと言う。
一体この人は何を言っているのかと思ったら、私のリボンが無い。
どうやらエゾモモンガを追いまわしているうちにどこかへ行ってしまったらしい。
仕方が無いので、売店で輪ゴムを買って、それで髪を止めておく。
でもなんだか妙に違和感を感じる。
私のリボンは一体どこに行ってしまったのだろう・・・








皇紀2665年 7月17日


桜花

 第1艦隊はトラック基地に向い航行中です。
朝方、潜水艦らしき音源を察知しましたが、それ以外は特に問題なしです。
それで、今日は半日飛鳥庵でお茶を飲んだりしてすごしています。
なんだか、静かです。
うめはながいないと、艦内はこんなに静かなんですね。
橘花さんは「たまには静かに過ごすのも良いのではないですか」と言っていましたが。
桜花はやっぱり、寂しいです。






橘花

 本日朝方、潜水艦らしき音源を察知。
艦隊は一時警戒態勢となるが、特に問題は無いのでしばらく後に警戒解除。








皇紀2665年 7月18日


桜花

 そう言えば、第1艦隊が今回トラック基地に向うのには、なにやら政治的な理由があると聞いたのですが、桜花はその理由がなんなのか全く知らないんですよね。
それで、野田さんにどういう事なのか聞いてみたのですが、「ドイツで新政府が出来たからじゃないか」と言っていました。
ドイツと我々連合艦隊と、一体どう言う関係があるのでしょうね。
全く理解できません。
そのあと野田さんにいろいろと説明してもらったのですが、なんだか難しくて、良く分かりませんでした。
それで、今日はドイツについてじっくり勉強する事にしました。
艦内の図書館からドイツ関係の本をいっぱい借りてきて、とりあえず飛鳥庵でじっくり読んでみようと思ったのですが、なにせ桜花は読解力が無いんですよね。
それで、気が付いたらカウンターで眠ってしまっているんですね。
ひょっとしたら店主さんに歯軋りを聞かれてしまったかも知れません。






橘花

 今日、桜花提督は何を思ったのか、ドイツについて勉強するのだと言う。
それで、どう考えても彼女には読みきれないほどの沢山のドイツ関係の本を図書室から借りてきて、飛鳥庵で読んでいる。
なにやらとてもがんばっているみたいだ。
でも、しばらくしてからまた飛鳥庵に行ってみると、やっぱり彼女は寝ている。








皇紀2665年 7月19日


桜花

 明日、第1艦隊はトラック基地に入港の予定です。
それで、入港するとまた忙しくなるので今のうちに「こうめ」のカゴを掃除しておきます。
そしたらなんと、びっくりです。
こうめのカゴの中に橘花さんのリボンが入っていました。
これは不思議です。
そう言えば橘花さんは最近リボンを付けていませんでしたよね。
一体どういう事なんでしょうね。
とりあえず、リボンは橘花さんに返しておきました。





橘花

 今日、なぜか桜花提督が私のリボンを見付けてきた。
なんと、モモンガのカゴの中にあったのだという。
道理で・・・毛とかがついてて、とても汚い。
これではとてもつけられないので、とりあえず良く洗って乾しておく。
しかし、やっぱり付ける気にならないので、トラック基地についたら新しいのを買って来ようかと思う。








皇紀2665年 7月20日


桜花

 本日、第1艦隊はトラック基地に入港しました。
という事で今日は丸一日、補給物資の確認作業です。
それにしてもこの確認作業、桜花は何度やっても苦手です。
電算機処理でなんとかうまく省く事は出来ないんでしょうかね。





橘花

 第1艦隊はトラック基地に入港。
全艦補給。








皇紀2665年 7月21日


桜花

 今日は休暇をもらったのでトラック島に上陸です。
橘花さんも今日はめずらしく、買うものがあるとかでトラックの海軍街に行きたいと言っていたのですが、なんだか暑いので結局すぐに帰ってしまいました。
それで今日は一人で(あと衛兵の方々と)海軍街に行きました。
なんだか前回来た時に「まんぐろーぶがに」を探して街をうろうろしたせいか、桜花はすっかり街の顔なじみになってしまいました。
どこへいっても皆さん気軽に話しかけてくださいます。
これはうれしいですね。
でも一つ気になった事は、「ドイツの新政権についてどう思う?」という質問を何度かされた事です。
そんな事聞かれても困ってしまうので、とりあえず「桜花は軍人なので、政治について語るべきでは無いと思います」と答えておきました。
そしたら皆さん「桜花提督は立派だ」って言って拍手までしてくださったんですけども、本当はぜんぜん知らないから答えられないだけなんですよね。
それにしても、皆さん何でドイツの事がそんなに気になるんでしょうね。
雑貨屋においてある新聞などを見てみても、ドイツの新政権の事ばかり書いてあります。
日本にとって、そんなに重要なことなんでしょうかね。






橘花

 桜花提督と共にトラックの海軍街に行く。
とにかく新しいリボンを手に入れなければならないのだが、真夏のトラック島は死ぬ程暑い。
結局どうにもならないので、すぐに帰ってきた。
天気予報によると、明日は幾分涼しいそうなので、リボンを買うのは明日にする。








皇紀2665年 7月22日


桜花

 今日も橘花さんは街へ買い物に行くと言っていたので、なんだかおもしろそうなので付いて行くことにしました。
外に出るのが嫌いな橘花さんが、ここまでして買いたいと思ってるものって何なんでしょうね。
桜花はほんとに楽しくて、なんだかわくわくしながら付いていったのですが、橘花さんはもう暑さでフラフラで、途中木陰で休んだりとかしながらも必死で歩いてるみたいです。
それでたどりついた場所は、なんと婦人洋服店です。
すごくびっくりです。
でも考えてみれば私達って一応女の子なので、こういうお店にも行ったって良いですよね。
お店に入った途端もう店員のおばさんは大喜びみたいで、いろんな素敵な洋服を持って来て薦めて下さるのですが、桜花はお金を持って無いので買えないんですよね。
それでも店員のおばさんは良いみたいで、いろんな洋服を持って来ていろいろと試着とかさせて下さるので、桜花もなんだか楽しくなってきて、途中から、あれも着たい、これも着たいと言っていろいろ着させてもらいました。
ひょっとして、これは桜花の生まれて始めての「おしゃれ」かもしれませんね。
もう、すごく楽しいんです。
でも今日は橘花さんの買い物で来ているので、橘花さんの洋服も探しませんとね。
橘花さんは暑さで意識がもうろうとしていて立ったまま一言もしゃべらないのですが、桜花と店のおばさんはもういろんな服を持って来て橘花さんに着せたりしてみました。
今更ですが、やっぱり橘花さんってきれいですよね。
色白で、背筋がすっと通っていて。
何を着せても良く似合います。
特に、薄黄色のパーティードレスがすごく素敵です。

なんだか桜花もドキッとしてしまうくらいです。
橘花さんっていつも黒い軍装ばかり着ているのですが、こういう明るい色の服も絶対似合うと思います。
そんな感じで今日は何も買わずに帰って来たのですが、洋服屋にはまた行きたいですね。
本当に楽しかったです。
それにしても結局橘花さんが買いたかった物って、なんだったんでしょうね。






橘花

 今日もリボンを買いに海軍街に向う。
昨日よりは幾分涼しい気はするが、やはり非常に暑い。
途中でだんだん意識が朦朧としてきて、なんとか服屋まで着いた頃にはもう・・・
・・・全く・・・思・・考が・・・出来ない状態である。
それで、気が付いたら、リボンも何も買わずに、艦に帰ってきてしまっている。
私は今日一日、一体何をやっていたのか。








皇紀2665年 7月23日


桜花

 昨日、暑い街を歩いたせいか、橘花さんは具合が悪いと言って寝こんでしまいました。
整備の方の話によると、別に大した問題は無いそうですが、今日一日涼しい所で安静にしていた方が良いそうです。
それで結局、昨日そこまでして何を買いに行こうとしていたのか橘花さんに聞いてみたんですが、なんと、新しいリボンがひとつほしかっただけなんだそうです。
という事で、今日はお見舞いもかねて橘花さんのリボンを買いに行く事にしました。
(お金は艦長さんからもらいました)
早速また昨日行った洋服屋さんに行ったら、店員のおばさんは「またきてくれたのー」と言って大喜びしてくださいました。
このおばさんとはもうすっかり友達になってしまって、橘花さんのリボンを選ぶのを手伝ってもらいました。
水玉模様のとかピンクのすっごいかわいいのとか色々あって、もう桜花がほしくなっちゃいますけど、桜花は髪が短いので着けてもあんまり似合わないんですよね。
それに今日は橘花さんのリボンを買いに来たんですからね。
橘花さんに似合いそうなのを探さなければなりません。
それで、自分のほしい物を探すのは簡単なんですが、橘花さんに似合う物を探すのって結構大変です。
色々迷ったんですが、結局、橘花さんが前着けてたのと同じ薄紫色のリボンにしました。
でも、橘花さんが付けてたのより、ぶっとくておっきいやつです。
やっぱり、何でも大きいにこした事はありませんからね。
それで早速艦に持って帰って橘花さんに渡そうと思ったんですが、部屋で寝てるみたいだったので渡すのは明日にします。
喜んでもらえれば良いのですが。






橘花

 今日は朝から非常に具合が悪い。
これはリボンを買いに行くような状態では無いので、とにかく一日中部屋に閉じこもっている。








皇紀2665年 7月24日


桜花

 今日、橘花さんに新しいリボンを渡しました。
橘花さんはちょっと驚いたような顔をしたんですが、またいつも通りの無表情で「どうも」と一言だけでした。
まあ、私のお金で買ったわけでも無いので良いのですが。
それで今日は、砂浜に行ってかき氷を食べたりしていたのですが、やっぱりトラック島は良いところですね。
ここで波の音を聞きながら潮風にあたっていると、なんだか時間の経つのも忘れてうっとりしてしまいます。
それで、今日はもうずっと砂浜にいたんですが、日も暮れかけて少し涼しくなった頃に、そこに橘花さんが来たんです。
しかも、私のあげたリボンをつけています。
彼女は何も言わずに、ただ私のとなりにちょこんと座っていたのですが、しばらくしてから「リボン、ありがとうございます」って言って、ちょっとだけ笑ったんです。
橘花さん、やっぱり喜んでもらえたんですね。







橘花

 今日も外は非常に暑い。
それでリボンを買いに行こうかどうか迷っていたら、なんと、桜花提督が新しいリボンを私にくれたのである。
話によると、昨日彼女は街まで行って私のリボンを買ってきてくれたのだという。
私は、とにかく・・・うれしくて、一瞬表情が壊れそうになったが、ここはなんとか普通に礼を言う。
それで、部屋に戻って早速そのリボンを着けてみる。
前着けていたのと色は同じだが、とにかく大きい。
これを着けて外を歩くのは少し恥ずかしいような気もするが、でも、桜花提督が選んでくれたものだから。
この大きいリボンも、なんだか彼女らしくて、良い。
そのうちに、なんだか先程の彼女に対する礼は、ちょっと素っ気無さ過ぎたような気がしてきたので、もう一度彼女に礼を言いに行く。
それで砂浜にいる彼女の所に行ったのだが、となりに座るとなんだか妙に照れくさくなって、結局また素っ気無い礼をしてしまった。
でも彼女は「似合ってますね」と言って、にっこり笑う。








皇紀2665年 7月25日


桜花

 今日、うめはなが整備を終えて十日振りに飛鳥に帰ってきました。
桜花はもう随分会っていなかったような気がしてるのですが、うめはなはそれほど久し振りという感じでも無いみたいです。
そうなんですね。
整備してるときって時間の経過を感じないんですよね。
でも、桜花は寂しかったんですよ。
それで、うめはなはやっぱりすごく元気です。
接続確認を終えたらすぐに「あそびにいこう!」と言うのです。
それで、今日はうめはなと海で遊んでいました。
最初は服がぬれると困るから、海には入らないようにしていたのですが、気が付いたらもう二人ともびしゃびしゃです。












桜花なんて、服の中に海草とか変な生き物とかが入っていました。
これはもう、クリーニングに出すしかないですね。
でも、すごく楽しかったです。
今日はうめはなと一緒にぐっすり眠れそうです。





橘花

 今日、戦艦飛鳥に梅花が帰ってきた。
帰ってきた途端、もう艦内がとても騒がしくなった。
それで、桜花提督を連れて海に出かけて、夕方、二人そろって恐ろしいほどに汚れて帰ってくる。
もうひどい物である。
思わず逃げてしまった。








皇紀2665年 7月26日


桜花

 第1艦隊は全艦補給を終えて、再び外洋に出ます。
うめはなは「もっとあそびたかった」と言ってグズってましたけど、これはしかたがありません。
今後、第1艦隊は別命あるまで洋上で警戒待機です。
しばらくの間は呉には戻らず、トラック基地を中心に行動する事になります。





橘花

 第1艦隊は全艦補給を終え、トラック基地を出港。
近海にて洋上待機。







皇紀2665年 7月27日


桜花

 明日から、遠隔司令で、第2、及び第13艦隊の航行訓練を行います。
軍令部からの情報によると、近日、第2艦隊は遠洋航海に出す予定だそうで、そのための訓練なのだそうです。
木島さんの話によると、「第2艦隊を大西洋まで行かせる気なんじゃネエか」と言う事ですが、大西洋とはまた、すごい所ですね。
欧米連合の真っ只中じゃないですか。
もしそうだとすれば、これは一大事です。
それにしても、また何で大西洋なんかに?





橘花

 明日より遠隔司令で第2、及び第13艦隊の航海訓練を開始。







皇紀2665年 7月28日
















皇紀2665年 7月29日
















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皇紀2665年 7月31日
















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